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カルチャーガーデン吉田の森

 佐藤勝晴v藤氏晴嵐 胡羌鬲絶U 


会期: 2008年7月1日(TUE)〜30日(WED)
 
・序期 7月1日(火)〜11日(金)
OPEN 火・水・金のみ 12:00〜18:00
 
・本期 7月12日(土)〜30日(水)

OPEN 12:00〜18:00 月・木休廊 21日(祝)は開廊
 土日祝は作家在廊 12・13・19・20・21・26・27日
 7月12日(土) 18:00〜 ギャラリートーク  終了後オープニングパーティー
 7月20日(日) 18:00〜 吉田エアプレインLIVE  終了後パーティー

 第2回トークライブ開催!
 中国古代辺境防衛システム(長城・烽火通信)に関わるギャラリートークが、要望により再度催されることとなりました。前回参加された方、またはそうでない方共々、興味あられる方は、是非ご観覧下さい。
 日時は、7月25日(金曜)の19:30から1時間程度となります。
「胡羌鬲絶(こきょうかくぜつ)」序記
 今を遡ること約2100年前、中原の統一王朝「漢」の武帝による対外積極策は最終段階を迎えました。周辺各国を征服し、かつて見られなかった規模までその版図を広げます。そして、最大の難敵であった北方の遊牧帝国「匈奴( きょうど)」を、騎兵遠征に因る打撃と防御施設の整備に因る排除・隔離を以て弱体化させることに成功します。
 本展の題名「胡羌鬲絶」とは、正に当時の状況を記した『史記』匈奴伝の「西は酒泉郡を置き、以て胡と羌の通ず路を鬲絶す」より採られております。「胡」とは北方の胡(えびす)即ち匈奴、「羌」とはその南方に存在したチベット系牧民勢力を指します。これらの連携を、長城と烽火通信(ほうか。のろし) を用いた迎撃システムによる防御で遮断し、更なる遠国「西域」への通路を漢が手にした状況を象徴させた次第です。 本展はその防御システムについての私の研究論文が雑誌掲載されたことを記念して開催されました。共催の藤氏(とうじ)氏と共に、システムに関する概要を紹介し、併せて新しい資料考察を採用した論文の成果を展示公開するものです。ご高覧頂ければ幸いに存じます。
 尚、本展はご来場の方々と極力交流させて頂く「双方向型展示」を目指しております。ご質問等あれば、私共の在廊日をご利用頂き、お気軽にお知らせ下さい。
平成戊子年夏候佳日
佐藤勝晴

(C) Seiran Touji
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佐藤 勝晴 (さとう かつはる)
 高度経済成長在りし日の京都賀茂河畔生れ。東京などでの電子技術職等を経て、WEB&コンピュータープロデューサー兼ライター。東アジア歴史地理研究家。日本秦漢史学会会員。文学学士( 東洋史専攻)。

藤氏 晴嵐 (とうじ せいらん)
 京都市北区生れ。音楽活動、大陸放浪等を経て著述家に。京都新聞夕刊に随筆「逍遥京都」を連載 (2005. 2-2006.2)。著書に「西域逍遙記」(白地社)等。洛東民俗地理倶楽部主宰。左京区在住。 本展用の特別ユニット「吉田エアプレイン」では、作詞作曲、及びボーカル&ギターを担当。
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藤氏 晴嵐 Blog 「過日・来日」
http://seiran.ginreido.net/

交通アクセス
◆京都駅・北大路から
市バス206系統(東大路回り)「近衛通」下車
◆四条通・今出川から
市バス201系統(東大路回り)「近衛通」下車

近衛通」から東へ350mファミリーマート左折100m
百万遍」から徒歩15分
熊野神社前」からは徒歩12分



カルチャーガーデン吉田の森
京都市左京区吉田中大路町17-1
鈴木文化会館1F
TEL: 075-761-5537(代)
URL: http://art.ehoh.net
E-mail: culture_garden@yahoo.co.jp
4ギャラリーについて

カルチャーガーデン吉田の森の企画展はボランティアグループ art ehohにより企画運営しています。


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